「お金好き」がコンプレックスだった昔の私へ
バイクで走りたくなる秋晴れが続いていますが
最近休日はいつも疲れてぐったりしております鶏皮です。
社畜が過ぎる。
えと今回はちょっと前なんですが9/11(日)にFP3級試験受けてきたよー!ということで
受ける経緯から辿って諸々記事に書いていこうと思います。
FP3級とはなんぞや
そもそもなんでFP3級取ろうと思ったかの前にFP3級ってなんぞやって話です。
知ってる人も多いかとは思うんですがFP(ファイナンシャル・プランニング技能士)3級は
ざっくり言えばお金にまつわる知識の資格です。
出題範囲のタスクは6項目あって、その中から出題されます。
- 個人資産計画
- 保険
- 税金
- 株式・投資
- 不動産
- 相続
この世のありとあらゆるお金にまつわる知識を問う問題という感じです。
実務経験必須の難易度高い試験というわけではなく、
お金の知識を身に付けたいなぁという人から仕事のスキルアップに繋げたいという人まで
老若男女様々人が受ける比較的ポピュラーな資格です。
合格率も6割〜7割と高く取りやすい部類の資格だと思います。
「お金の資格」に興味を持ったキッカケ
そもそもなんでこのFP3級というお金にまつわる資格を取ろうと思ったか。
理由はいくつかあります。
まず大大大前提に、わたくしお金の話が大好きです(笑)
元来超がつくほどケチなんですがいかに節約できるかとか、いかにして貯金するかとかそういったことを考えて実行するのが大好きです。
節約がうまく行ったときの感覚がゲームみたいで楽しいんですよね。
これはもうね生まれつきの性根。典型的な通帳見てニヤつくタイプです。
で、その土台となっているのがうちの家庭環境にもあると思います。
そもそもに母がお金の話が大好きです。
商業高校⇨経済大学出身で延々とお金について学んできてる母。
まだ世間がこんなに投資投資と騒ぐ前からずっと投資をやって
チャートを見ながら上がった下がったとパソコンと睨めっこしている母をずっと隣で見て育ってきました。
食卓の話題も「あれがいくらだった」とか「インフレがどうのデフレがどうの」とか
本当にとにかくよくお金の話をしている家族でした。あ、関西出身ではないです(笑)
それがあんまり普通じゃないんだなって知ったのは結婚して夫の家族と比べてからでした。
いや本当家庭環境の違いって面白いよね。
あまり好かれる話題ではないんでしょうが、家庭内ではそれが普通だったので
「お金に関心を持つ」ということは私の中で至極当たり前なことでした。
2つ目に、私が一人っ子なことも関係しています。
兄弟のいない一人っ子なので幼少の頃から「両親に何かあったときは私がなんとかしないといけない」と強く思っていました。
これは今なお"鶏皮"という人間を作る核ともなっている思いです。
一人っ子の呪いっちゃ呪いなんですけどね。
なので「沢山のお金を用意しておかないと」「自立して自分でしっかりお金を稼げるようにならないと」という思いは昔から人一倍強かったと思います。
それが今の"フルタイム正社員残業アリアリの役職持ち社畜"という状態に繋がってたりしてるんですけど(笑)
自分が望んでしていることだし嫌とは思っていませんが(残業は減って欲しいけど)
置かれた環境的に「お金に強く関心を持つ」大きな理由の一つにはなっています。
3つ目は先日家を買ったことでした。
人生で最も高い買い物ともいわれている『住宅』。
ドケチ鶏皮からすれば、
マリオが最後の敵・クッパに挑むような、サトシが最後の四天王ワタルと戦うような
最後にして最強の敵と対峙するそんな気持ちでいました。(どんな気持ち?)
そもそも独身から既婚に変わったタイミングでも色々とお金の勉強はしたんですが、
住宅となるとかかる金額は別次元です。
当時は絶対に不動産屋さんの言いなりに動いてはいけない!という強い気持ちでいましたので血眼になって不動産・金融の勉強をしました。
Youtubeを見たり、本を読んだり、ネットを漁ったり…なるべく知識をつけて営業の方と同じ土俵に立たないと購入失敗してしまうかもしれない!!ともう無我夢中でした。
なんでこんなにお金に執着してしまうんだろう。夢のマイホームって皆はもっと楽しい気分になるはずだろうになんでこんなに苦しいのと思いながらも勉強する手を止められずにいました。もはやほぼ病気。
あの頃は本当にしんどくて、お金に対する夫との価値観も浮き彫りに出て(私がこんなんだからそりゃ〜出る)、結婚生活史上一番喧嘩してた日々だったように思います。
ただこの住宅購入をキッカケにFP3級の基礎ともなる知識がめちゃくちゃついたのは本当にいい経験になりました。
また私自身も、苦しいながらも元々興味のあったお金の知識がどんどん入ってくることが楽しかったんですよね。
最後の方にはずっと担当して貰った不動産営業の方とかなり混み入った話もできるようになり
「ここまで知識があるお客様なかなかいないですよ。僕も話しててめちゃくちゃ楽しいです。」と言ってくれました。
あんなに質問しまくったり食い下がったりしてさぞ迷惑な客だったろうに…本当すみません。
ちなみに夫はずっと置いてけぼりだった(笑)
不動産屋さんと話して変わったこと
私の家庭は特殊でしたが、本来とりわけ日本ではお金のことを表立って話すことは恥ずかしいとされる風潮があります。
皆の生活と切っても切り離せないくらい大事なものなのに、たちまちお金の話をすると卑しい人間扱いされることにずっと違和感を覚えていました。
どうしてそこまでしてお金の話をするのを避けるんだろう?とずっと疑問に思っていました。
同時に周りがあまりにも触れたがらない「お金のこと」について
日々めちゃくちゃ労力使って考えてる私ってすごく恥ずかしくて卑しい人間なのかなと
自分を責めるように思ったことも今まで一度や二度じゃありませんでした。
高校生を過ぎた頃くらいから「お金に興味のある自分」に少しずつコンプレックスを持つようにもなっていきました。
でも今回不動産屋の営業さんとこれでもかというくらいシビアな金銭・不動産の話ができて
(売りたい向こうも買いたいこっちも必死だからね笑)
「話しててめちゃくちゃ楽しい」と言ってもらえて、
ふと「別にお金の話をすることって恥ずかしくも卑しいことでもないんだ…」って凄くなんかホッとしちゃったんですよね。
皆が隠したがるからこそしっかり話して初めて分かる知識や気付きもたくさんあるし、それを知ることが出来たのは本当に本当に勉強になりました。
同じくらいの知識を持って話せる人が本当に周りにいなかったので、その更に上をいく知識を持っている人と話せたことは非常に刺激的でとても為になりました。
今でも覚えてる営業さんの格言『住宅ローンっていうのは奥が深いんですよ』
ずっとお金にとんでもなく関心がある自分にコンプレックスを持ってたけど、
そんなこと思う必要ないかもしれないと思えた出来事でした。
この頃からぼんやりとFPという資格に興味を持ち始めました。
そしてそこから少し時が経ち「よしマジでFPの資格取ろ!!」と思ったキッカケがありました。
実際のファイナンシャル・プランナーと話してみて
知り合い経由で一度FPさんとお話しする機会がありました。
私としてはまた好きな分野でお話ができる貴重な機会でした。
案の定話は盛り上がり、そのFPさんに
「鶏皮さん本当よく勉強されてますよね。FPの資格取ってみられてはいかがですか?」
と言われました。
「3級から始めて、もし2級も取れたら仕事の幅も広がると思いますよ」と。
マジか
今のところ2級取れるとも思ってないし転職するつもりもないですが
そうか。そういった選択肢もあるのかぁと目から鱗でした。
だってずっとずっとコンプレックスに思って、卑しい銭ゲバくらいに思ってた原因が
もしかしたら自分の強みになるかもしれないなんて考えた事もありませんでした。
思い返せばたまに職場でも「鶏皮さんそういう分野詳しいって聞いたから少し相談乗って欲しい」とか
「ニュースでやってたあれってどういう意味?」など聞かれることがたまにあるなぁと思い出しました。
これって少し自信を持ってもいいことなんじゃないかな?と少しずつ思えるようになってきました。
マイナスだと思ってたことがプラスへ。
それならもっと自信をつけるためにまずは3級からでも挑戦してみてもいいんじゃないかなと思うようになりました。
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「受験料8,000円絶対無駄にしねーーーーぞ!!!!!」
次回!いざ勉強開始したけどなかなか上手くいかない編!
絶対見てくれよな!!(byドラゴ○ボール)
※ちなみにお金に関することに興味はありますがこのブログを通して投資等のお誘いやお金にまつわる勧誘等されても一切返信致しませんのでご了承くださいませ。基本はただの語りたがりドケチな主婦なだけだから!
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